小さな我慢も溜め込むと自分にダメージを与える

トラウマ解消ヒーリング・感情トレーニング・ヨフィエルSAICOです。

日常生活に、ちょっとした我慢っていろいろありますよね。

例えば、
・美味しくないと思っても、残したらダメだから全部食べる。
・試着して、店員さんに乗せられて、ちょっと窮屈だけど買ってしまう。
・会うといつも自分が落ち込んだり嫌な思いをしてしまう人と「ノー」と言えなくて会ってしまう。
・本当は実家に帰りたくない時でも、帰らなければと思い帰省する。
・あまり興味がなくなっているお稽古事をやめたいと言えずに続けている。
・そんなに行きたくない飲み会でも、付き合いだからと参加する。
などなど。

ちょっとしたことだから、大きなダメージはないので、なんとなく流してしまうような我慢。
こういう我慢って、一つ一つは小さいです。

でも、これを無意識にどんどん溜め込んでいくと、気づかない間に自分にダメージを与えてしまいます。

我慢していることにも気づかない我慢が一番危険

我慢してるって気づいて我慢しているのはまだいいのですが、

トラウマ(インナーチャイルド)がたくさんある人は、子供の頃から、無意識に感覚や感情を鈍らせてしまっていることが多いので、
自分が小さな我慢を溜め込んでいることに気づけないことも多いのです。

トラウマ(インナーチャイルド)と無感覚

例えば

・小さいころに、ありのままの感情を表現したら怒られた
・おとなしい「いい子」の時だけ褒められた。
親の期待通りにしないと怒られた。
・親の感情が不安定で安心できなかった。
・親が自分の感情を抑えるタイプで何をしても無反応だった。

こんな経験がたくさんあると、人の顔色には敏感になりますが、自分の感情や感覚にはどんどん鈍感になっていきます。

親にとってはどうってことないことでも、子供は親に見捨てられると生きていけませんから、強烈な恐怖を感じ、トラウマ(インナーチャイルド)になってしまうのです。

自分の感情や感覚をリアルに感じていたら、「いい子」でいるのは、難しいですからね。

なるべく、自分の感覚を鈍くして、なんとかしてごまかそうとしてしまうのです。

無意識の我慢の悪循環

自分の感覚をごまかすことが日常化すると、自分が我慢していることに気づかないまま、必要以上の我慢をしてしまうようになるのです。

こんな生活を続けていると、

・自分が何をやりたいのか?
・自分は何が好きなのか?
・自分はどう思うのか?

がわからなくなってしまいます。

そして、人に振り回されて、小さな我慢を溜め込み、気づかない間に、さらに自分にダメージを与え続けてしまうのです。

ますます、

自分を否定して、
無力感を感じ、
体調不良を抱え、
自分を嫌いになって
悪循環がおこります。

無感覚と自己否定の悪循環から抜け出すには?

こんな悪循環から脱するためには、まず、自分の感情や感覚に意識を向けることが大事です。

・自分が何を感じているのか?
・自分は心地よいと感じているのか?不快なのか?

これをキャッチする必要があります。

自分の感情や感覚をごまかさずに感じていく必要があるのです。

そして、感じたことを、適切に表現していく必要もあります。

自分の感情や感覚をしっかり認識した上で、

・我慢するのか?
・「イヤ」というのか?
それをどう取り扱うのか、表現するのか、選択すればいいのです。

トラウマ(インナーチャイルド)があると、自分の感情を感じたり、表現するのが怖くなる

でも、トラウマ(インナーチャイルド)がたくさんあると、自分の感情や感覚を感じるのが怖い、感じたことを表現するのが怖いと思ってしまっていることが多いです。

・感じたことを表現すると「いい子」ではいられなくなる。
・感じたことを表現すると怒られる。危険だ
・自分が、どんな恐ろしいことを感じてしまうのか怖い。
冷静でいられなくなる自分が怖い。

だから、必死で自分の感情や感覚をごまかして、押さえ込んでしまうのです。

トラウマを解消することで、自分の感情を感じ表現することができるようになる

トラウマ解消ヒーリングでトラウマを解消していくと、

周りの期待する「いい子」でいなければ怒られるに違いない、という思い込みが減っていきます。
自分の本当の気持ちを表現してもいいんだということがわかってきます。
自分の感情や感覚をごまかさないでも、だんだん大丈夫になっていくのです。

トラウマ解消ヒーリングを受けられた方の声を紹介します。

今まで、相手が怒りそう、機嫌が悪くなりそうということを先回りして考えて、理不尽なことを言われても、「ノー」と言えませんでした。
怖い思いを避けたいと思って必死で、理不尽なことを言われても従うしかないと思い込んでいました。

ヒーリングをうけて、自分は理不尽なことを言われるのがイヤなんだということにはっきり気づきました。

そして、すごく怖かったけど、思い切って「ノー」と、言ってみました。
やってみると、実は、自分が思っているほど怖いことは起こらなくて、気持ちがすごく穏やかになりました。

今まで、どれだけ我慢してきたんだろうと、嫌なことをすごく我慢していた自分に気づきました。
今までは、我慢している感覚がないまま、自分を押さえ込んでいたのだなーと。

自分を大事にするってこういうことだったんだ、ということがわかりました。

自分の小さな我慢に気づけると、自分にとって心地いい選択ができる

トラウマを解消して初めて、自分が今まで我慢に我慢を重ねていたということに気づいたという方もおられます。

トラウマがたくさんあるときは、恐怖心の方が強くて、我慢していることに気付けなかったのですね。

自分が我慢していることに気づいて、初めて、自分の快、不快がわかってきます。

・自分はこれがイヤだったんだ。
・自分はこれが怖かったんだ。

それがわかると、自分にとって心地いい選択をすることができるようになります。
自分を大切にしてあげることができるようになります。

社会生活上、我慢が必要な場面もあるかもしれません。
でも、できれば、自分にとって心地いい選択をするようにしていきたいですね。

100%快だけ、という物事はないかも知れません。
せめて、快51% 不快49% 以上のものを選ぶというところから始めていきましょう。

自分の感情や感覚に敏感になり、無意識の小さな我慢を減らしていくと、

自分の好きなこと、自分が何をやりたいのかもだんだん明確になっていきますよ。

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