「心のデトックス呼吸」
ゆほびか2021年5月号の54-57ページで
「心のデトックス呼吸」で取材されました。
「心のデトックス呼吸」は、腹式呼吸の一種ですが、普通の腹式呼吸と少し違います。
日本古来の考えでは、下丹田は魂の座といわれています。
その下丹田を充実させる効果のある腹式呼吸が、「心のデトックス呼吸」です。
「心のデトックス呼吸」の効果
リラックス効果
トラウマの少ない人は、幼少期から安心できる環境にいたため、社会交流やリラックスの神経がうまく発達しています。
周囲を安全と感じることが多く、社会交流を行うための神経がうまく働きます。
逆に、トラウマの多い人は、幼少期に傷ついたり、欲求が満たされない経験が多いため、社会交流の神経があまり発達せず、危険を察知する神経が発達してしまいます。そのため、大人になっても、ささいなことで周囲を危険と感じてしまい、イライラ、キレやすくなったり、やる気がでなかったり、疲労感を覚えたりしてしまいます。
「心のデトックス呼吸」をすることで、トラウマの多い人でも、副交感神経を活性化しやすくなり、リラックスできる時間が長くなっていきます。
下丹田の充実
下丹田は肉体を持って生きる核、本来のあるがままの自分の座とも言われています。
下丹田の充実による効果
1、グラウンディング
トラウマの多い人は、自分が自分でないような感じがあったり、自分で自分のことがわからない、人に振り回されたり他人軸になりやすい、といった症状があります。グラウンディングすることでそのような症状の改善につながります。
2、意識できる範囲の拡大(覚醒)
トラウマの多い人は、視野が狭くなり一つの問題にとらわれやすかったり、同じことを同じように悩み続ける傾向があります。また、思い込みが激しかったり、短略的になりやすいこともあります。
意識できる範囲が拡大することで、自分を客観的に見ることができるようになったり、自分や周囲を俯瞰できるようになったり、長いスパンで物事を考えることができるようになります。
3、魂のデトックス
目をつぶり、「心のデトックス呼吸」をおこないながら、下丹田にソフトボールぐらいの白い光の玉をイメージすることで、魂のデトックス効果が高まります。
トラウマは魂の周りの曇りのようなものです。下丹田に白い光の玉をイメージしながら瞑想することで、トラウマが解消されていきます。