トラウマ解消ヒーリング・感情トレーニング・ヨフィエルSAICOです。

(前回からのつづきです)

では、海底には何があるのでしょうか?

海の底の大切なもの、それは、本質的自己です。

本質的自己は、魂、真我ともいわれます。

魂は、常に喜びの波を生みだしてくれています。
魂と、感情の波と、船の方向性が一致すると、頑張らなくても、楽に進める状態になります。

しかし、この魂が生み出す、喜びの波をブロックするように、魂の上にはバーストラウマとインナーチャイルドが覆いかぶさっています。

海底の一番浅い層には、インナーチャイルド。

その下にはバーストラウマ。

そしてその下に魂と、層のように重なっているんです。

インナーチャイルドの層には、生後3ヶ月から高校生ぐらいのあいだの、満たされなかった欲求や傷ついた経験が、そのとき感じられなかった感情と記憶とともに眠っています。

インナーチャイルドはとても些細なことでも形成されていくので、誰でもある程度あるものですが、たくさんあると、海底火山のように、海底を大きく揺るがすため、感情の波が大きくなりやすくなってしまいます。
そして、自意識の乗った船が、波に飲み込まれて、行きたい方向に進めないといったことが起こってしまいます。

バーストラウマの層には、胎児期から生後3ヶ月ぐらいまでの、満たされなかった欲求や傷ついた経験が、そのとき感じられなかった感情と記憶とともに眠っています。

胎児期のことを覚えている人はほぼいないので、インナーチャイルドよりも、やんわりとした欲求や経験がもとになってできています。

バーストラウマは、誰でも出産にときに形成されてしまうため、誰でももっているものです。

バーストラウマが強いと、常に不安の波が生み出されてしまいます。

せっかく魂が喜びの波を作り出していても、インナーチャイルドやバーストラウマの層が厚いと、不安にかき消されてしまって、なかなか喜びの波が、海にとどきません。

だから、海の中のヘドロを綺麗にして、海底に意識を向けれるようになったあとは、

海底の中の、インナーチャイルドやバーストラウマを減らしていくことが必要になります。

インナーチャイルドやバーストラウマの層が減ってくると、魂本来の喜びの波が、海に届きやすくなっていきます。

全体的に、インナーチャイルドやバーストラウマの層を減らしていくには、一悟術ヒーリングがおすすめです。

ピンポイントの問題点などは、インナーチャイルドワークやカウンセリングなどもよいと思われます。

さらに、海底の一番奥深くには、魂、バーストラウマ、インナーチャイルド、全体的に影響をあたえるような、あるものが眠っています。

(つづく)

<心の構造シリーズ> 
感情の海と船と海底のはなし(心の構造1)感情は海のようなもの
感情の海と船と海底のはなし(心の構造2)感情抑圧の弊害
感情の海と船と海底のはなし(心の構造3)インナーチャイルド バーストラウマ 魂 ← この記事
感情の海と船と海底のはなし(心の構造4)過去生トラウマ
感情の海と船と海底のはなし(心の構造5)固定観念 信念 アイデンティティー