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人の感情に責任を感じてしまう
あなたは、相手がイライラしていると、自分が悪いと感じてしまうということはありませんか?
トラウマ解消ヒーリング・感情トレーニング・ヨフィエルSAICOです。
ヒーリングを受ける前の私は、人の感情に振り回されっぱなしでした。
とくに、人のイライラに敏感で、イライラエネルギーを発散している人がいると、
こわー、私なんかしたかな〜と不安になり、下手にでたり、理不尽な要求でも受け入れてしまっていました。
たぶん、私の母親がヒステリックで、感情のムラが激しく、イライラしている時に遭遇してしまうと、意味不明に怒られたという幼少期のトラウマ(インナーチャイルド)が関係していたのでしょう。
トラウマ解消ヒーリングでトラウマが解消された後は、人のイライラに過敏に反応することがなくなり、人に振り回されなくなったので、自分の感情も落ち着いてきました。
幼少期の虐待、過保護、過干渉で人との境界線が曖昧になってしまう
幼少期、虐待、過保護、過干渉などで、自分の境界を侵される安心できない環境だった場合、他人との適切な境界線が形成されません。
トラウマがたくさんある人は、他人との境界が曖昧になってしまうのです。
他人との境界線が曖昧だと、
・他人ががっかりしていると、自分がうしろめたく感じてしまう
・要求されたり、期待されるとノーと言えない
・相手の反応が怖くて自分の気持ちを言えない
・相手に合わせて自分の意見を変えてしまう
・自分の決定を相手が受け入れてくれるかいつも不安
にといった状態になってしまいます。
もし、今あなたがこんな風に感じていたとしたら、
幼少期のトラウマ(インナーチャイルド)により、適切な境界線が形成されなかったからかもしれません。
慢性的な不満やイライラ、恨みや不安が溜まっている時は
人との境界線が曖昧になっていると、
自分がやる必要以上の仕事を引き受けて無理を重ねてしまいます。
すると、なんだか疲れたり、周りの人にイライラしたり、漠然とした不満や恨みが溜まっていきます。
恋人にたくさんのお金や時間やエネルギーを使っているのに、恋人は十分な見返りをしてくれないかもしれません。
すると、不安になったり、自分を卑下したり、漠然とした怒りや恨みが溜まったり、虚しい気持ちになったりします。
慢性的な不安や怒り、恨み、疲れ、不満、虚しい気持ちなどが、続く場合は、境界線が曖昧になっている可能性があります。
自分と周りとの関係性を見直してみる必要があるでしょう。
人との境界線が曖昧になっていることに気づかないことも
幼少期のトラウマ(インナーチャイルド)が多く、常に境界線が侵略されてばかりの状態に慣れてしまっていると、感覚を麻痺させてしまって、境界線が侵されていても、気づいてない場合もあります。
境界線が曖昧になっているサインである、不安や怒りなどの感情が抑圧されて感じられないのです。
境界線が曖昧になっているかどうか自分では感じられない場合は、冷静に、自分と相手の関係がきちんとギブアンドテイクになっているかどうかチェックしてみましょう。
お金や時間や、責任、気遣いなどで、著しくバランスが崩れている場合は、その関係を見直してみる必要があるでしょう。
あなたのトラウマ影響度をチェックしてみるのもいいでしょう。(無料です。)
適切な境界線は自分を大切にするためには絶対必要
では、人との境界線とはどのようなものでしょうか?
人との境界線といっても、強固な壁をつくるのではなく、
家の垣根のように、境界はあるけど、ドアもあって、
そのドアを開けるか閉めるかは自分の自由に決めてもいいという状態のことです。
勝手にドアをこじ開けられたり、
垣根を乗り越えて知らない間に侵入されたり、
したらどうでしょうか?
いつもビクビクしていないといけないし、自分の家にいても安心できませんよね。
人との間に適切な境界線を引くのは、自分を大切にするためには、絶対必要なことなのです。
適切な境界線のある人のイメージ
適切な境界線を持っている人はどのように考えるのでしょうか?
例えば、適切な境界線のある人は
・相手の感情について自分は責任を負わないと考えます。
・相手の感情をコントロールしようとしません。
・自分の感情を表現するかしないかは自分で決めます。
・自分の行動は自分で決めます。
・自分の行動を他人がどう評価するかは私の価値とは関係ないと考えます。
なんとなく、イメージがつかめたでしょうか?
人と適切な境界線を引くことに罪悪感を感じる場合
適切な境界線がないと、
自分の意志や選択ではないのに、人のお世話を引き受けなくてはならなくなったり、
自分の限界を超えているのに、仕事を引き受けなくてはならなくなったり、
相手の感情にまで責任を感じてしまったりします。
これを続けていると、自分が潰れてしまいます。
しかし、もともと日本は
自分を犠牲にして他人に尽くすことをよしとしたり、
人の和とか空気読むことを大切にしたり
といった文化があるので、
人と適切な境界線をひくということに対して、冷たい人と思われるのではないだろうか? と、罪悪感を感じてしまう人が多いのです。
適切な境界線をもうけるということは、
人を助けないとか、人の和を大切にしないということとは違います。
適切な境界線があっても
自分の出来る範囲で、自分の選択によって、人を助けることはできます。
大切にしたい人は、自分の選択によって大切にできます。
なので、適切な境界線を引くことに罪悪感は感じなくていいのです。
人と適切な境界線を引くことに恐怖感を感じる場合
幼少期のトラウマ(インナーチャイルド)たくさんあると、
人と適切な境界線をひくと、
・逆上されるのではないか?
・怒られるのではないか?
と、強い恐怖感を感じ、適切な境界線をひくことができません。
トラウマ解消ヒーリングでトラウマを解消していくことで、恐怖感が減っていき、自然と適切な境界線がひけるようになりますよ。
適切な境界線をひくために必要なこと
まずは、境界線が曖昧になっていることに気づく
境界線が曖昧になっているときの症状がたくさん当てはまる場合、
慢性的な怒りや不満や不安が溜まっている場合、
冷静に人との関係を見直したらバランスが崩れている場合、
は、人との境界線が曖昧になっています。
まず、そのことに気づくことが大切です。
適切な境界線について学び、恐怖心や罪悪感を手放す
そして、適切な境界線について学び、適切な境界線をひくことへの罪悪感や恐怖心を手放していきましょう。
そうすれば、すこしずつ適切な境界線をひくことができるようになりますよ。
トラウマ解消ヒーリングでトラウマを解消していくと、適切な境界線をひくことへの恐怖心や罪悪感が減っていくので
自然と適切な境界線がひけるようになります。
相手の感情は自分の責任ではなく、相手のものだということがわかってきます。
相手の感情に自分が振り回されないようになります。
相手の感情をコントロールしようとして、自分の行動を変える必要がなくなります。
自分の思っていることを言いたい時は言うことができるようになります。
相手が自分の行動をどう評価しても気にならなくなります。
人に振り回されることが減り、感情も安定してきます。