「理想の自分」になるために犠牲にしているもの

トラウマ解消ヒーリング・感情トレーニング・ヨフィエルSAICOです。

・頑張って目標を達成したのに、あれ?思ったほど心が満たされない
・もっと「理想の自分」に近づかなくては、と駆り立てられるような気持ちがなくならない。
・24時間「理想の自分」で居なければと思い、いつも気を張り詰めている
・「理想の自分」に比べたら今の自分はまだまだだと自分で自分を責めてしまう。
・「理想の自分」から外れた生き方をすることに罪悪感を感じてしまう。

もし、あなたが、こんな風に感じているとしたら、
その「理想の自分」にこだわりすぎて、「本当の自分」を否定してしまっている状態かもしれません。

トラウマが多いほど「理想の自分」になろうとしてしまう

幼少期に
・あるがままの姿を認めてもらえなかった。
・親に否定的なことばかり言われていた。
・親の基準や理想に従っている「よいこ」のときだけ褒められた。
・親の期待を押し付けられていた。
といったトラウマ(インナーチャイルド)があると

・必死で親に認められようと「理想の自分」になるために頑張ったり
・親に認められない自分を見ないようにするために「理想の自分」という幻想にひたったり
してしまいます。

そして、どんなに頑張って「理想の自分」になったとしても、
「本当の自分」が否定されたままになっているので、ちっとも幸せにはなれません。

「理想の自分」はOKだけど、それ以外の自分はダメだと思ってしまう

トラウマ(インナーチャイルド)がたくさんあると、

・「理想の自分」から外れることに強い罪悪感を感じてしまう。
・「理想の自分」以外の自分はダメだと思い込んでいる。

といった理由から、なかなか「理想の自分」へのこだわりが手放せません。

親の呪いにとりつかれたように、「理想の自分」にこだわり、「理想の自分」になろうと頑張ってしまうのです。

「理想の自分」になることが、「本当の自分」の望みだと勘違いしていることも…

トラウマ(インナーチャイルド)がたくさんあるときは、「理想の自分」にならなければ、という思いが強すぎて、

「理想の自分」になることが、「本当の自分」の望みだと勘違いしていることが多々あります。

こんなときは注意してくださいね。

「〜したい」と言っていても、義務感や悲壮感が漂う

例えば、「結婚したい」と「本当の自分」の望みのように、口では言っていても、

心の奥底では、「結婚しなければ」「結婚できない私はダメだ」「結婚しないと幸せになれない」のような、義務感や悲壮感が漂っているとき。

こんなときは、「理想の自分」になろうとして、「本当の自分」を押し殺している可能性が高いでしょう。

結果だけにはこだわるが、プロセスやその後のことは曖昧

欲しい結果だけはっきりしているけど、
・なぜそれが欲しいのか?
・プロセスはどうか?
・結果を得た後どういう風にしていきたいか?
などが、曖昧で、とにかく結果の帳尻だけ合わせようとしているときも注意です。

例えば、

とにかく早く結婚したい。
でも、なぜ結婚したいのか? その過程をどう味わうか? 結婚してどうしたいのか? は、よくわからない。どうでもいいと思っている。

とにかく資格をとりたい。
けど、なぜその資格をとりたいのか? その過程をどう味わうか? 資格をとった後どういうことをしたいのか? などが曖昧になっている。

こんな風になっているときも、親や周囲の期待や願望を映し出しただけの「理想の自分」という呪縛にこだわって、「本当の自分」を否定してしまっているかもしれません。

「理想の自分」になっても幸せにはなれない

「理想の自分」というのは、「本当の自分」ではなく、親や周囲の期待や願望を映し出しただけの幻想です。

「本当の自分」とはかけ離れたものなので、

「本当の自分」を無視して、「理想の自分」になったとしても、幸せにはなれません。

幸せは、「理想の自分」になった先にあるのではなく、「理想の自分」を手放した「本当の自分」のところにあるからです。

まずは、「理想の自分」になっても、「本当の自分」を押し殺したままでは 幸せにはなれないということに気付きましょう。

「理想の自分」になろうと頑張るよりも、むしろ「理想の自分」へのこだわりを手放したほうが幸せになれます。

「理想の自分」へのこだわりを手放して、初めて「本当の自分」を始められます。

トラウマ解消ヒーリングでトラウマを解消していくと、親や世間の呪縛から解き放たれるので、

自然と「理想の自分」へのこだわりを手放すことができ、「本当の自分」を始められますよ。

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